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育休中に転職成功したママの体験談!内定を勝ち取るためやったこと

育休中の正社員転職に成功した体験談!子育てママ必見

 

この記事を書いた人

2児の子育て中ママ。

育休中に内定し、年収100万円以上アップに成功。

 

こんにちは。アラサーで2人の子供を育てているヒイラギと申します。

 

先日、納得いく形で育休中の転職活動を終えることができほっと一息ついているところです。

が、育休中の転職活動の体験談って意外と少ないのが現状ですよね。

 

ネットで体験談を調べても、全然雇ってもらえず絶望してしまった話ばかりで心が折れそうになりました・・・。

 

私自身も育休中の転職でかなり苦労したので、同じようにお悩みの方の助けになればと思い忘備録を残しておこうと思います。

 

この記事でわかること

  • 育休中の正社員転職は可能
  • ただし相当数の会社に落ちる覚悟が必要
  • スキルが少なくてもやる気を見せるべし!
  • 小さい子供がいることをいかにデメリットと思わせないかが重要
  • 転職直後に時短OKの会社は意外とある

 

育休中に転職しなければいけなくなった!

絶対この転職を成功させたい!

と思っている人にはきっと役に立つ内容にしましたので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

 

※特定が怖いので若干ぼかしていることもありますが、ご了承ください。

そもそも育休中の転職って問題ないの?違法性は?給付金は返さなくて良いの?

 

そもそも育休中に転職するのってだめじゃないの?

と疑問をお持ちの方もいると思います。

 

確かに育休は会社への復帰を前提とした制度で、基本的には育休中に会社を辞めてしまうのはNGです。

 

そうは言っても個別の事情により、どうしても会社を辞めなければいけないケースは出てきますよね。

 

例えば、

  • 小さな子供を育てながら両立するにはあまりにきつ過ぎる部署に配置転換になってしまった
  • 会社から解雇された

等色々あると思います。

 

ハローワークの規定を読んでみると、やむを得ない事情で退職する場合には給付金の返還などは必要ないと記載がありました。

つまり育休中の転職は決して違法ではなく、ハローワークでもそうしたケースをある程度想定していることが読み取れました。

 

もちろん勤務している会社との相談は必要になりますが、

やむを得ない理由であれば育休中の転職活動は決してためらう必要はないのです。

30代2児のママの私が育休中に転職活動した理由

 

私が育休中に転職活動を始めた理由は、会社による人員削減です。

 

当初は育休が終わった後の復帰を考えていたのですが、ある日会社から連絡がありました。

 

「例の流行り病で会社がもろに打撃を受けてしまったため、人員削減をしている。申し訳ないが退職してほしい。」と・・・。

 

私の会社はホテル業で、かつ外国人観光客がメインターゲットとしていました。

「うちの会社もマズイんだろうなあ…」と薄々感じていましたが、まさか現実になってしまうとは。

 

会社がキツイ状況の中拒否することもできませんでしたし、

そんなこんなで次の育休の支給単位の期間が来るまでに転職活動をすることになりました。

育休中に正社員に転職成功した30代ママの体験談

 

それではお待たせしました。

育休中の転職に成功した私のスペックや、実践したことを詳しく書いていこうと思います!

 

このパートは

  1. 私のプロフィール
  2. 希望職種など
  3. 転職活動の動きがどうだったか

に分けてみました。

 

その人のスキルやどういった媒体を使うかで状況は変わると思いますが、参考になれば幸いです。

 

育休中の正社員転職に成功したママのスペック

 

まずは私の簡単なプロフィールから。

  • 30代前半
  • 2児の母
  • Officeソフトの使用スキルは初中級レベル
  • 英語は喋れる
  • ペーパードライバー
  • 実家は近い(同じ市内)
  • 実母は協力的だが、車が運転できない

 

Officeソフトに関してですが、Wordとパワポは問題ないもののExcelは表作成の他SUM・AVERAGEくらいしか使えないレベル。

 

ちなみに英語力に関しては結構あると自負していたのですが、正社員転職は甘くなかったです!!

 

実際は英語スキルが多少あったくらいでは撃沈しまくり。

容赦なく絶望させられることになりました!!笑

 

また子育てママにとって重要なのが実家の協力度合いですよね。

 

私の場合、幸い実家が近く協力的という点ではアドバンテージだったと思います。

しかし実母は車が運転できないので、保育園の突然のお迎えはかなり厳しい状況。。。

お迎えになったらタクシーを使ってもらう前提で協力を頼んでいました。

 

希望は事務職。在宅勤務が理想。

 

私が希望した職種や業界は以下の通り。

 

希望職種:事務系、営業系、マーケティング系など

希望年収:400万円以上

希望業界:こだわりなし

勤務形態:正社員

その他:在宅勤務ができれば理想。もしくは家の近場。

 

あまり具体性・一貫性がないですよね(笑)

 

もともと前職と同じく事務系・かつキャリアアップも見込めそうな仕事を希望していたのですが、子供がいるとあまり贅沢言ってられないと思っていたので幅広く見ることにしました。

 

また年収については前の仕事を上回りたくて400万円以上希望。

(そうなると必然的に営業職を含める必要があった)

 

業界もこだわりなし。過去の経験が生かせればいいかな、くらいの気持ちです。

 

あとは子供がいると保育園のお迎えや子供の突発的な体調不良が発生すると思ったので、

少しでも動きやすいように家の近場か在宅勤務ができそうな職場を探しました。

 

育休中の転職活動の状況。140社以上応募。

 

以上の条件で実際に転職活動を始めてみると、かなり自分の置かれている状況が厳しいことが発覚しました!!!

 

早速転職エージェントに登録してみたのですが、書類の通過率が悪すぎました!!!

 

合計で140社以上は応募しましたが、通過して面接に進めたのがわずか7社。

最終面接まで進んだのが2社。

そして内定が1社という結果です。(最終面接のうち1社は辞退)

 

※福利厚生も良さそうだし入れたらラッキーだな・・・くらいの気持ちで大企業にも応募していましたが、もちろんそうでない企業にもたくさん応募しました。

 

書類の通過率だけで見ればたったの5%という厳しい状況です。

基本的に書類落ちの理由は伝えてもらえないのですが、エージェントさんには育休中・子育て中ということが不利に働いている可能性もあると遠まわしに言われました。

 

また「通過率は普通の人でも10%くらいと低めなので、落ち込まずに応募を続けてくださいね」とのことでしたが、こんなに落ちると結構落ち込みます。

 

皆が1社の求人に殺到していることが伺えます・・・。

 

育休中であることを隠して転職活動できる?

 

書類通過率が悪すぎたこともあり、エージェントさんに

育休中であることを伏せて応募はできないのか?

と聞きましたが、それは基本NGとのこと。

 

なぜなら育休中は「休職」の扱いになるためです。

そうすると職歴期間も変わってくるため、育休中であることを伏せると職歴詐称になってしまうんだそう。

 

いっぽう、2ちゃんねる創設で有名なひろゆきさんの動画で育休中であることを言わずに転職してもバレないという話がありました。

確かにそうなのかもしれませんが、万一何か言われても嫌なので・・・

育休中だということはエージェントを介さない応募でも毎回伝えるようにしてました。

 

あらためて不景気&育休中の転職活動の厳しさを思い知りましたね。

育休中の正社員転職を成功させるために大事なポイント

 

さて、ここからは育休中の転職活動を成功させるために大事なポイントをまとめていきます。

 

育休中の転職成功のため大事なこと

  • ネガティブ&自分本位な転職理由は避ける
  • 事務職狙いならExcelスキル向上を目指した方がよい
  • 面接ではとにかくやる気を見せる
  • 子供の預け先や緊急時の対応を考えておく

 

ネガティブ&自分本位な転職理由は避ける

 

応募先に転職理由を伝える時は、ネガティブな内容や自分本位の内容は避けましょう。

 

ネガティブな転職理由

 

これは育休中に限らずですが、例えば

  • 今の会社の業務内容にやりがいがないから
  • 人間関係が良くないから

などのネガティブな理由は真実だとしてもNGです。

 

エージェントさんによると、こうした理由は応募先の企業からすれば

「うちの会社に入っても、同じような理由で辞めてしまうのではないか」

と感じてしまうのだそう。

 

自分本位の転職理由

 

またエージェントさんによると

「小さな子供がいるので今の会社は働きづらかった。御社なら子供がいても働きやすそうだと思った」

といった転職理由をメインにするのはあまり良くないとのこと。

 

転職はあくまでも新しい企業で貢献することが求められています。

 

こうした内容はサブ的な転職理由として挙げるなら良いものの、

子供のことやライフスタイルのことを中心とした理由にしてしまうと

転職先での貢献のイメージを感じられず印象があまり良くないそうです。

 

私の場合は「会社の経営状況が厳しくなった」という不可抗力の理由なので問題なかったとのこと。

他に無難なのは「今の会社で身に付けたスキルを他社でも生かしたい」といった方向性の理由だそう。

 

なんだか腑に落ちないような気もしますが・・・

転職では建前と割り切って、当たり障りのない理由を考えておいた方が良いでしょう。

 

事務職狙いならExcelスキルはあったほうがいい

 

業務内容にもよりますが、事務職の場合求人票を見ると

  • ピボットテーブルが使えること
  • VLOOKUPが使えること

が条件になっていることが多いです。

 

私の場合、エクセルの学習サイトを読んで内容自体は理解できたのですが

実際に業務で使ったことがなかったのでアピールできず。

 

転職までに時間がある人は、自己学習などを進めておくと良いでしょう。

 

面接ではとにかくやる気を見せる

 

とにかくやる気を見せることも大事。

 

私は未経験の職種・業界へ転職したのですが、今思えばちょっと熱くなりすぎたかな?と思うくらい、面接ではやる気を全面に出しました!

 

結果、ポテンシャル枠という形で内勤の専門系職種に就くことができました!

 

小さな子供がいる状態での転職は、

会社に迷惑をかけないかな…

本当に実力を発揮できるのかな…

と不安になることも多々あります。

 

しかし、あれこれ不安を相談するのは面接では逆効果なように思いました。

 

子供の事情を話してこちらの状況を理解してもらうことも大事ですが、

面接で何より大事なのは「御社で会社で活躍できます!」とアピールすることですよね。

 

限られた面接時間で「この人は活躍できそう」と思ってもらうためには、根拠となる自分の過去の行動や実績を話すことに全振りすべし。

 

「聞かれた質問以外、あまり余計なことは答えないほうがよい」という面接時の鉄則は守りましたが、入社後の私の仕事ぶり?をイメージしてもらえるようなエピソードを用意していきました。

 

子供の預け先や緊急時の対応を考えておく

 

そしてこれが一番大事なこと。

保育園からの急な呼び出しのお迎え対応や、風邪をひいた際の子供の預け先をどうするか考えておきましょう。

 

正直これが一番のネックですよね・・・

 

私の場合、子供の緊急時には以下の預け先を考えていると伝えるようにしました。

  • 実家(同じ市内)
  • 夫の祖母宅(同じ市内)
  • 病児保育

 

少しでも保険を多くしておくことで応募先の企業に安心してもらえるのは間違いありません!

 

実家に手伝ってもらうのが難しい人は、ファミサポなど市町村のサポート制度を調べてみると良いかも。

病児保育については市町村で行っているもの以外に民間のサービスもあるようです。

 

応募先の企業からしたら、小さな子供がいる社員を雇う懸念点は急な欠勤や遅刻早退です。

 

育児中の方からすれば

「子供の風邪なんて防ぎようがないし、会社側にも理解してほしい。どうしようもない時は休ませてほしい。」

と感じる気持ちはすごくわかります。

 

ですがお給料を出して人を雇う企業からすれば、急に仕事に穴を空けられると困ってしまいますよね。

すると周りの従業員に負担のシワ寄せも行ってしまいますし、それが原因で人間関係もギスギスしてしまったら悲しいですね…

 

子育て中の社員もそうでない人も、同じくらいのバランス感で助け合えたらいいんですが・・・

とはいえ、相性の悪そうな会社は無理に転職しないほうが良い

 

保育園の兼ね合いなどで育休が終わる前に絶対転職したいという方も結構いるはず。

 

が、子育て中の社員と相性の悪そうな企業には無理に入らないのが正解だと思っています。

 

私の場合、面接時に

「お子さんの預け先は100%信用できるのか?うちは子育て中の社員がまだいないので、他の人と同じように動いてもらうことを期待しています。」

と、結構痛いことを聞いてきた企業さんもありました。

 

「9割は信用できると思います」と答えましたが、聞き方にも若干プレッシャーを感じたため選考途中で辞退してしまいました。

 

内定をとることも大事ですが、絶対穴を空けるなと言われても難しいし、無理に相手に合わせてもこちらがしんどくなるだけだと思ったからです。

(そもそも社員本人の体調不良や親の介護などが発生したらどうするんだろう…)

 

入社・転職直後に時短可能な会社は意外とある

 

ただ、ここで絶望するのは早いです!

色々応募してみるとわかりますが、意外と乳幼児の子育てママ&パパに優しい会社はあります!

 

求人票に書いてなくても、転職直後の時短ができるケースもある

 

書類が通った会社7社のうち、4社は万一の早退などは多少は多めに見ますよといったスタンスでした。

 

うち2社は入社直後に時短勤務にするなど、働き方を柔軟に変えることもできると提案してくださりました。

 

求人票の段階では時短OKの記載がなくても、面接時に相手方から提案してくださることもあり。

 

ネットで調べると入社直後の時短勤務は難しいと書かれていることがほとんどなので、これは本当に驚きましたね…。

 

レアケースだとは思いますが、諦めずに応募し続けると良い会社に巡り合えるんだと実感できました!

フルタイム復帰にあまり自信がない人は、こうした会社があれば相談してみると良いかもしれませんね。

 

育休後の転職は生命保険会社の営業職もアリ

 

また転職サイトでは生命保険会社の営業職(いわゆる生保レディ)はオファーは結構来ましたね。

 

私自身応募はしませんでしたが「子育て中の方も歓迎!」というメッセージが書かれていることが多かったです。

生命保険会社は子育て中の人に優しい企業であることを認定する「くるみんマーク」を取得している企業も多いので、稼ぎたくて営業職を希望している人は応募してみると良いかもしれません。

 

具体的には仕事の中抜けが多少はOKだったり、16時頃には退社できたりと子育て中の方には働きやすい環境のようですね!

子育て中・育休中の転職を諦める必要はない!

 

以上、約2か月にわたる私の転職活動の経験を書かせてもらいました。

 

とにかくお伝えしたいことは、

諦めなければ育休中や子育て中でも正社員への転職は可能だということ。

 

日本では出産後は年収が下がってしまう女性が大半だとニュースなどでも話題になっていますが、私の場合はむしろ年収アップに繋がりました。

 

もちろんお子さんとの時間を作るためにフルタイムの仕事から離れるのは、それはそれで素敵な考えだと思います。

 

が、子供がいるから・・・と仕事を辞めたくない方は、育休中・子育て中でも転職活動に踏み切ってみる価値は十分あります。

 

育休中・子育て中の正社員転職はエージェントにサポートしてもらうのが吉

 

育休中の正社員転職は、転職エージェントにサポートしてもらうのが最短の道です。

 

私の場合は2社ほど登録して就活を進め、書類作成から面接対策までかなり助けてもらいました。

 

転職エージェントに登録すると担当者さんが一人付いてくださります。

その方とタッグになって最後までサポートしてもらえたのは本当に心強かったです!

 

正社員転職というハードルを超えるには自分ひとりでは厳しかっただろうな、というのはひしひしと感じていますね。

 

今回エージェントの利用は初めてでしたが、特に利用料などもかからず無料で入社まで支援してもらえました。

本気で転職を目指している方は、一度各社に登録してみてはいかがでしょうか。

 

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ABOUT ME
ヒイラギ
アラサー在宅勤務7年目・2児の子育て主婦です。 【在宅ワーク・副業・フリーランス】×【Webデザイン学習】×【英会話】等を軸に書いてます。
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