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【国際株式】月間販売金額ランキング上位5位の投信を比較してみた【SBI証券】

こんにちは。

今回はSBI証券の国際株式系投資信託の月間販売金額ランキング上位5位の商品を比較してみます。

目論見書等をもとに、ポイントをピックアップしてまとめました。

 

2019年12月 月間販売金額ランキング

以下、SBI証券で販売中の国際株式系ファンドの月間販売金額ランキングから抜粋しました。

ファンド名 純資産
(百万円)
トータル
リターン
(1年)
信託報酬
(年率)
ファンド設立日
1位SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 10,326 0.0938% 2019/9/26
2位ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 156,226 28.85% 0.10989% 2013/12/10
3位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 46,960 30.51% 0.0968% 2018/7/3
4位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 77,695 28.89% 0.10615% 2017/2/27
5位レオス-ひふみワールド+ 40,195 1.628% 2019/12/13
※ 対象期間は2019年12月2日~12月30日
※ いずれのファンドも為替ヘッジ、信託財産留保額、解約手数料なし
ここで、いくつか気になる点をピックアップしました。
・上位の投資先は米国中心。
・1位SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドと5位ひふみワールド+は新規ファンドのため年ベースでのトータルリターン記載なし。

・信託報酬は5位ひふみを除きほぼ横並び。1位SBIが最安。
・2位ニッセイ外国株式インデックスファンドはファンド継続期間が一番長く、純資産も最大。

上位の投資先は米国中心

近年の傾向から見てそりゃそうだろうなーという感じですが、1~4位は米国への投資が中心です。米国の株高も続いているので、しばらくはこの人気も続きそうです。

5位ひふみワールド+は現時点では目論見書やレオスホームページでも情報が見つからず。

レオスのページには下記のようにあるので、そのうち発信してくれるのかもしれません。

顔が見える運用…公式HP、セミナーや動画、SNSなど、様々な方法で情報をお伝えします

 

運用管理手数料(信託報酬)等の比較

1位~4位はほぼ横並びです。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは手数料が一番安いだけあって販売額1位になったんでしょうね。

ところが5位のひふみワールドプラスだけ突出して信託報酬が高いです。為替ヘッジも無いのに何故?と思い報酬の内訳を見ると、委託会社と販売会社への報酬割合がほぼ半々でした。運用方針の欄と目論見書を見ると下記のように記載があります。

日本を除く世界各国の株式等を主要な投資対象とし、成長性が高いと判断される銘柄を中心に選別して投資します。長期的な産業のトレンドを勘案しつつ、定性・定量の両方面から徹底的な調査・分析を行ない、業種や企業規模にとらわれることなく、長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資します。

※ひふみワールド+にベンチマーク(運用する際に目標とする基準)はありません。

1位~4位まではインデックスファンドとの記載もあるので、マザーファンドを通じインデックス対象銘柄に資金投入しているようですが、ひふみはベンチマークが無いのでマザーファンドが独自に銘柄を選別投資するような書き方ですね。内部事情はわからないですが、もしかすると委託会社(もしくはマザーファンド)が独自調査を行うやり方に少しコストがかかるんでしょうか。

 

わたしが買うならニッセイ外国株式インデックスファンド

私が買うなら、2位のニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドです。

何よりファンド継続期間が長く、純資産も順調に増えているので安心感があります。

他も有名どころが運営しているファンドですが、信託報酬もひふみを除きほぼ横並びなので、安心感で一歩リードしたニッセイかな・・・。大手ばかりなので無いでしょうが、新規ファンドはうまく資産が増えていかなければ最悪ファンド解散なんてこともあるかもしれません。投資先として考えるなら少し様子を見てからになるかなーと思います。

 

ひふみワールド+については、”守りながらふやす運用…基準価額の上下動をできるだけ軽減し、かつ着実なリターンを目指します”(レオスサイトより引用)という点には好感が持てます。「成長なき株高」とも言われている今、こういう守りの姿勢はいいなーと思います。また同社が運営する別ファンド:ひふみプラス(国内株式中心)での実績を考えれば独自に銘柄を選別していくやり方も良さそうですが、海外株式については運用者の力量がまだわからないので、今はやはり様子見かなと・・・。

 

また、信託報酬を少しでも安くしたい方は1位SBIが良いでしょうし、ひふみのファンだよ!という方もいるでしょうし、その辺りは好みだと思います。

 

なんだかニッセイとひふみ推しのようになってしまいましたが、かくいう私は先日までeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)を保有していました。保有期間は短かったですが、4%ほどプラスになったのでまあまあよかったのかなと思っています。(タイミングがよかっただけ?)

 

おわりに

ランキングをピックアップしてポイントをざっとまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

本記事がファンド選びの参考となれば嬉しいです。それでは!

ABOUT ME
ヒイラギ
アラサー在宅勤務7年目・2児の子育て主婦です。 【在宅ワーク・副業・フリーランス】×【Webデザイン学習】×【英会話】等を軸に書いてます。
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