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SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドをレビュー

こんにちは。

みなさんは2019年9月にSBIアセットマネジメントからデビューした投資信託のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・バンガード・S&P500)をご存知でしょうか?

実はこちら、運用開始からたった3ヶ月ちょっとで100億円以上の資金を集めている凄まじいファンドです。それだけ注目されているとあって興味を持ったので、今回本記事でレビューしてみようと思います。

 

SBI・バンガード・S&P500とはどんなファンド?

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・バンガード・S&P500)とは、S&P500指数というアメリカを代表する株価指数に連動する投資成果を目指したインデックスファンドです。

米国が株高・好景気になっていけば利益が出せる、わかりやすいファンドです。

為替ヘッジ無しのファンドなので、円安方向に進めばより多くの利益が出せることになります。

 

このファンドのポイントは?

信託報酬が海外株式ファンドの中で最安値

まずおさえておきたいポイントは、

2020年1月現在、運用管理手数料(信託報酬)が海外株式系ファンドの中で最も低いことです。

 

今までは三菱UFJのeMAXIS Slimシリーズが手数料の低さで人気を集めてきましたが、今回このファンドが生まれたことでその状況に一石を投じることになりました。

 

たとえば同じS&P500をベンチマークとする「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.0968%ですが、こちらのファンドは0.0938%です。

正直そんなに変わらないですが、手数料をとにかく安く済ませて米国株に投資したい!という人達は今後こちらに流れていく可能性もありそうです。現に、SBI証券の投資信託販売金額ランキング(2020年1月6日~10日集計)ではすでに1位となっているようです。

ファンド名 運用管理手数料
(信託報酬)
解約手数料 信託財産留保額

SBI・バンガード・S&P500

0.0938% なし なし
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968% なし なし
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162% なし なし

今は信託財産留保額も解約手数料もゼロというファンドが多いですが、それに加えて買い付け手数料がかからない証券会社で購入すればほとんどコストをかけずに運用できることになります。

 

ただし新規ファンドなので今後の純資産額に注意

ただし本ファンドは2019年9月に運用開始された新規ファンドなので、今後の純資産額には一応注意したほうが良いかもしれません。

今のところ純資産は順調に増えているようなので問題なさそうですが、ファンドというのは純資産がきちんと積み上がっていかないと運用自体の存続も危ぶまれます。

2020年1月現在、ファンド純資産額は106億4400万円程度です。ファンド純資産額の目安としてはよく「10億円以上」と言われているので今のところは余裕そうです。

しかし、万一今後純資産が大きく減っていくようなことがあれば、他ファンドへの乗り換えなども検討必要ですね。

 

総評

今のところ、私的に「SBI・バンガード・S&P500」は特に非の打ちどころが無いファンドだと思っています。

格安な信託報酬で今イケイケの米国株に投資できるのですから、今北米系インデックスファンドを探している人にはおすすめです。

個別株を自分で選別して買うのも面白みはありますが、外国株を直接買おうとすると結構手数料もかかります。投資信託なら、お金さえ入れれば投資のプロが選んだ株に自動で投資できますよね。

ただ米国株は今かなりの高値圏に来ていますし、中東情勢で相場も不安定になっていたばかりなので、購入を考えている場合今後の動向には注意も必要です。

私なら高値掴みしてしまわないよう、今の時期ならやはり積み立てで投資するかなあ。

 

ABOUT ME
ヒイラギ
アラサー在宅勤務7年目・2児の子育て主婦です。 【在宅ワーク・副業・フリーランス】×【Webデザイン学習】×【英会話】等を軸に書いてます。
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