2019年9月現在、ピジョンの”さく乳機 母乳アシスト 手動”を3か月間毎日使用している筆者による商品レビューです。
搾乳機で4000円しない位で購入できるのはなかなかリーズナブルですし、お手入れもしやすい構造です。
搾乳機を買おうか迷っている方にはおすすめです^^
ピジョンの搾乳機(さく乳機)とは?
搾乳機(さく乳機)とは、おっぱいから母乳を絞り出す器具です。
もともと搾乳機の存在は知っていたものの、「痛そう」「使うとおっぱいが垂れるんじゃないか?」という先入観があり購入に踏み切れずにいました。
今思えばもっと早く買っておけばよかったです!
というのも、まず吸引される痛みはほとんど感じません。
意外と原始的な(?)作りですが搾乳性能は良いと思います。
分解、洗浄可能なパーツでできており電子レンジ、煮沸、薬液消毒いずれもOKですので衛生的に保てる優れものです。
この搾乳機の母乳を溜める部分ですが、写真のように上部を付け替えるとそのまま哺乳瓶になります!哺乳瓶の乳首部分(2枚目写真の黄色い部分から上)もセットでついてくるので、結構お買い得だったな~と思いました。


ピジョンの搾乳機使用のきっかけは乳腺炎!
まさか自分が搾乳機を使うとは思ってもみませんでしたが、乳腺炎に悩まされていたこともあり一度使うと手放せなくなりました。
乳腺炎とは、母乳がおっぱいにつまって炎症を起こし、発熱や悪寒を引き起こすものです。※細菌性のものなど色々タイプがあるようですが、ここでは割愛します。
乳腺炎を防ぐためには、胸が張ったらしっかり母乳を出さなければいけません。
赤ちゃんにおっぱいを直接飲ませて母乳がきちんと抜ければ良いのですが、私の場合母乳が勢いよく出すぎるためかおっぱいをあげようとすると噴水のように溢れ、赤ちゃんがむせてしまうという問題がありました(笑)
段々と、赤ちゃんもおっぱいを吸うのを嫌がって大泣きするように・・・
そして母乳を出し切れず乳腺炎で高熱が出るという悪循環を繰り返していたため、こちらの搾乳機を購入しました。
母乳もしっかり絞れるので、購入後は熱が出る回数が大幅に減りました!
吸引の強さは二段階のスイッチで調整でき、手動レバーを引く時間で吸引時間も変えられます。
ハンドルを強く握れば早く、より多く絞れますが、私は一応「ちょっと引っ張られてるかな?」くらいの強さにとどめて使用しています。
使って三か月ちょっと経ちますが、今のところおっぱいが前より垂れたということはありません(笑)

「ピジョン さく乳機 母乳アシスト 手動」を使用した感想【口コミ・メリット】
思ったより痛くない
私の場合、今のところ吸引時にあまり痛くなることはありませんが、吸引の強さや吸引位置を自在に変えられるので、もし痛くなりそうでもすぐに止めることができます。握力が弱くてもOK。
胸がかなり張っている時に使うとちょっと痛いかもしれませんが、それはどの搾乳機も一緒かと思います;
ガチガチに張ってしまっている時は、一旦手で圧を抜いてから使用すると負担を軽減できると思います。
赤ちゃんが母乳を飲んだ量がわかる
搾乳機を使用したメリットですが、上記で挙げた乳腺炎予防のほかで言うと、搾乳機で一旦母乳を絞ってから赤ちゃんにあげることで、赤ちゃんがどのくらい母乳を飲んだかわかるというのがメリットだと思います。
産後、病院などで助産師さんから「一回〇mlくらい飲ませてくださいね~」など言われますが、おっぱいから直接赤ちゃんが母乳を飲むとどのくらい飲んだかわかりません。
スケールを購入して母乳を飲む前と後の体重の変化を測ればわかりますが、スケールを置く場所もとりますよね。赤ちゃんの飲む量が一目でわかったのはメリットかなと思います。
意外とお手入れしやすく、メンテも安心
お手入れですが、パーツはすべて分解できるので中性洗剤で洗い、その後薬液or電子レンジor煮沸消毒をします。
一点だけ気になるのが、パーツのスキマが小さく手が入らない部分があるので、そこに汚れが固まらないように使用後はすぐ水で流すか、小さなスキマも洗える道具を用意したほうがいいかもしれません。
よく日用品店などに売っている細い針金でできた洗浄棒があると良いと思います!
また、今のところ壊れてはいないですが、もし使用していてパーツが劣化してきた場合などはパーツ単体で購入することもできます!すべて買い直す必要が無いのも助かりますね。(商品にはシリコン弁の予備も2個入っていました!)
私は電子レンジ消毒を行っていますが、下の消毒器ならパーツすべて(ギリギリですが笑)収まって一回でまとめて消毒できます!
おわりに
Amazonなどのレビューも見てみましたが、こちらの搾乳機、なかなか使いやすくて良いと思います!
国内メーカーというのも安心できますし、値段の割に良い仕事してくれてるな~と感じます^^
ちなみに電動タイプも出ているようで、そちらはより手が疲れなくて良いみたいですね。
搾乳機の使用を検討されている方は、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
