妊娠・子育て

【医療費控除まるわかり】出産した年は節税できるかも?控除条件から申請方法まで

本記事の内容は、2021年6月掲載時点での情報です。法改正などにより医療費控除の制度自体に変更がある可能性がありますので、最新の情報は国税庁HPなどで確認するようにしてください。

【出産費用の医療費控除】出産した年は病院レシートはすべてとっておこう!

こんにちは。

出産を控えている方、もしくは今年出産した方は医療費控除について知っていますか?

 

実は出産した年の翌年に確定申告を行えば税金が一部返ってくる可能性があります!

 

詳しい条件は下に記載しますが、出産で医療費の自己負担費用が10万円を超える人は対象になる可能性が高いです。

 

節税になるこの制度、きちんと利用しない手はないですね。

 

初心者向けにやさしく控除条件から申請方法まで解説します!

 

医療費控除とは?出産費用にも使える?

制度概要

 

国税庁HPに下記のような記載があります。

 その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記3参照)の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。

 

つまり、1月1日~12月31日までの家族の医療費が一定額を超える時、所得税を減らせるということですね。

 

出産にかかる費用も医療費控除に含めることができるので、10万円を超えてくる人も結構いるのではないでしょうか。※

 

基本に立ち返りますが、所得税は自分が働いて稼いだお金にかかってくる税金です。

妻(自分)が妊娠・出産で仕事を辞めたり休業に入りお給料が減り、所得税がかからない状態になっていると所得控除の恩恵を受けられないかと思いきや・・・そんなことはありません。

 

夫など生計を一緒にしている人が代わりに医療費控除の申請を行えば、その人の所得税を減らせるということになります!

 

※出産にかかった費用すべてが医療費として認められるわけではありません。詳細は下で説明しています。
 

控除される条件

医療費控除の対象となる条件は、大きく2つです。

 

・その年の1月1日~12月31日に支払った医療費であること

・生計を同一にする家族の分の医療費であること

具体的に対象となるものは下記のとおりです。通院費については領収書がなくても、家計簿に記載して説明できるようにしておけばOKです。

・妊娠にかかる定期健診や検査の費用
・通院の費用(基本的に電車、バス代のみ)
・出産で入院する時に利用したタクシー代(電車等に乗るのが困難なためOK)
 

「医療費」ですので、下記のようなものは控除の対象外となります。

・入院中にかかった個室利用の差額ベッド代
・入院のために購入した身の回りの品にかかった費用(寝巻、洗面用具等)
・赤ちゃんのおむつ、おしりふき代等

また、1月1日~12月31日の医療費が対象となるので、1月~3月の早生まれの赤ちゃんの出産費用の分は翌年の確定申告で控除申請することになります。

出産費用の医療費控除額の計算方法

医療費控除の計算方法は、国税庁HPにわかりやすいものが載っていました。

 

 医療費控除の金額は、次の式で計算した金額(最高で200万円)です。

 (実際に支払った医療費の合計額-(1)の金額)-(2)の金額

 

  1. (1) 保険金などで補てんされる金額

(例) 生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など

(注) 保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。

  1. (2) 10万円

(注) その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額

 

上記の通り、出産にかかったお金すべてが医療費控除の対象になるのではなく、出産手当一時金や生命保険で支給される金額を引き、さらに10万円を引いた金額が対象になります。

控除の限度額は200万円という点にも注意しましょう。

 

出産費用の医療費控除の申請に必要な書類

医療費通知(医療費のお知らせ)の手紙

毎年1月頃に前の年の医療費の通知書が送られてきます。この通知書を確定申告の時に添付することによって控除が受けられます。

 

2019年分の医療費のお知らせは、全国健康保険協会の健康保険に入っている人だと2020年1月15日以降順次発送されているようです。

 

なおこの通知書には前の年の医療費すべてが記載されているわけではなく、一部の明細しか載りません。(全国健康保険協会だと一昨年11月~昨年9月までだそう)

 

載っていない分の医療費は、下に記載している「医療費控除の明細書」に自分で記入しなければいけませんので、出産した年は漏れが無いよう病院でもらったレシート(治療費や処方薬代)は保管しておきましょう。

 

医療費控除の明細書【出産費用の内訳書】

医療費控除の明細書は、下のサイトでテンプレートをダウンロード可能です。

医療費控除の明細書【内訳書】

 

こちらで印刷し、医療費の通知書に記載されていない分をとっておいたレシートをもとに自分で記入しましょう。もちろん、同じ年のレシートであれば出産とは関係のない歯科治療費や風邪などの治療費も含めてOKです!

通知書に記載済みのものを書いてしまうと重複申請になってしまうので気を付けてください。

 

また、レシートは5年間は保管しておきましょう。申告内容の確認のため、税務署に提示を求められることもあるそうです。

出産後の医療費控除の申告・申請の流れ

申告・申請の流れとしては下記のようになります。

 

①医療費の通知書と病院レシート等をもとに「医療費控除の明細書」を作り、自分の「医療費控除額」を知る

②確定申告の用紙に、①で出た医療費控除額や給料額などを記入する

③医療費控除の明細書、医療費の通知書、確定申告の用紙を税務署に提出する

 

①で出た医療費控除額を確定申告の用紙に記入すると、対象者なら自動的に所得税が減額されることになります。

 

なお確定申告は毎年2月頃に始まるので、

(1)確定申告会場で書類を作ってその場で提出
(2)自宅で書類作って提出

のどちらかの手段をとることになります。

 

(1)は会場の人が書類作成方法を教えてくれますが、会場によっては結構混んでいます・・・

ただ、確定申告が始まったばかりの時期で、かつ平日に行けばそこまで混雑していないことも。

 

もし家にプリンターあれば(2)がおすすめですよ!

確定申告の申請用紙はウェブで作るのが便利です。こちらから作成できます。

 

終わりに

出産や子育てでお金がかかる中、こうした控除制度は漏れなく利用していきたいですよね。

レシートをまとめたり確定申告の準備をしたりと、慣れないうちは大変かもしれませんがやって損はないです!

 

他にも節約記事などを書いていますので、よかったら見ていってください^^

 

ABOUT ME
ヒイラギ
アラサー在宅勤務6年目・2児の子育て主婦です。 【在宅ワーク・副業・フリーランス】×【Webデザイン学習】×【英会話】等を軸に書いてます。元銀行員で元英語講師。本業は宿泊施設の運営会社で予約管理やWebマーケティングなどの仕事をしています。
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